心理カウンセラーとして働く人を助けたいのなら、産業カウンセラーを目指してみましょう。
産業カウンセラーとは、働く人、およびその家族のカウンセリングを行うカウンセラーのことで、アメリカで発祥し、日本に伝わってきた仕事です。
働く人たちの心の悩み、ストレスに対して耳を傾けて、専門家としてアドバイスをしたり、援助を行って、問題を解決へと導けるようにアドバイスします。
大きく分けて、メンタルヘルス対策への援助、人間関係開発への援助、キャリア開発への援助の3つが仕事となります。
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心理カウンセラー現在は日本産業カウンセラー協会が認定する民間資格で、心理カウンセラーの民間資格の中では有名であり、かなり影響力があります。
産業カウンセラーの資格を取得するためには、養成講座を受講して学んだ後、試験に合格すれば産業カウンセラーになれます。
試験の合格率は現在のところ約6割ほどで、臨床心理士を目指すことが困難な人が目指すことが多いようです。
実際に産業カウンセラーとして働く場合は、企業内カウンセラーなどの名称で呼ばれることが多くなります。
働く人々の労働環境をめぐる問題は年々深刻化しつつあり、こうした企業内にいるカウンセラーの存在が重要になっています。